Amazonチャージで1000円キャンペーン

【ネタバレ】映画ブロリー 感想 取り戻したドラゴンボール映画らしさ

ドラゴンボール超の新作映画「ブロリー」を見てきました!
実は映画を公開初日に観に行くのは初めて!この日のために映画全19作を最初から見直して準備は万端!

めちゃくちゃ期待値を上げてから鑑賞しましたが、それを越える素晴らしい作品でした。

ドラゴンボールの魅力の一つが「壮大でシリアス調なストーリー」ですが、ここ最近は「ギャグ重視」が続いていました。
前々作”神と神”、前作”復活の「F」”と何だかストーリーにシリアスさが欠けていたんですよね…

しかし今回は一味違います。誰しもが気になるサイヤ人の生い立ちが壮大なスケールで描かれます。分量&映像ともにDB映画史上最も力が入った戦闘シーンも相まって、昔のドラゴンボールの良さを取り戻した今作は古参・新規ファンの誰でも楽しめる名作です!

※以下、ネタバレを含みます、ご注意ください

映画ブロリー -blory あらすじ

「力の大会」後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見た事のない強敵がいるとわかった悟空は、更なる高みを目指して修行に明け暮れていた。

そんなある日、悟空とベジータの前に現れたのは、見た事がないサイヤ人”ブロリー”。惑星ベジータ消滅とともにほぼ全滅したはずの”サイヤ人”がなぜ地球に?再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、まったく違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ―――――

映画ブロリー -blory- プレイバック

まずは「映画ブロリー」を振り返りましょう。

過去編「知られざるサイヤ人の物語」

最初の30分ほどは過去の話。サイヤ人故郷である惑星ベジータで悟空らが生まれた当初のストーリーがはじめて丁寧に描かれるます。

これがアツかった。

今から遡ること41年。コルド大王が惑星ベジータを訪問するところからストーリーが始まります。
息子のフリーザに群トップを譲ることを伝えに来たのです。
コルド大王「少しだけ違うとすれば、フリーザはこの俺よりさらに冷酷ってことくらいかな。」

その言葉通り、フリーザを狙うべく隠れていたサイヤ人をデスビームで消し去ってしまいます。

シーンは変わりサイヤ人養育室。メディカルマシーンのようなポッドの中にサイヤ人の子供が入っています。
ベジータ王は息子・ベジータに「自慢の我が息子よ、宇宙の王になるのはお前だ!」と期待を寄せます。

帰りがけに彼の目に入ったのが本作の大敵”ブロリー”
息子をこえる潜在能力が測定されたというパラガスの息子に、危機感を感じたベジータ王は、幼いブロリーを人もおらず過酷な星・パンパへ島(星?)流しにしてしまいます

「お前の息子の潜在能力は異常なまでに高すぎる。いずれ正常な精神状態は保てなくなり、我がベジータ軍はおろか宇宙そのものを危険に晒すことになる。」ベジータ王のこの言葉の通り、ブロリーは危険な戦士に育つのでしょうか??

一方、パラガスは「王の目的は星を手に入れることじゃない、ブロリーの抹殺だ。俺はブロリーを最強の戦士に育て、いずれベジータ王に復讐する!!!」そう言い残し、息子の救出に向かいます。

たまたま乗り合わせた非戦闘員のピーツと一緒にブロリーを捜索。スカウターの前機種にあたるスカウトスコープを使い何とかブロリーを見つけ出した2人。

ピーツ「戦闘力920。俺より強いじゃないですか!」

ちなみに、初登場の時の悟空は戦闘力が10。やはりブロリーはただモノではありません。

これでめでたくパンパを脱出!と思いきや、なんと宇宙船が壊れてしまいました。パラガスは食い扶持を減らすために躊躇なくピーツを殺してしまいます。

はじめはブロリー救出後はベジータ星に帰ってよいと言われていたピーツ。いいやつだったのに…かわいそう。

時は5年進み、今から35年前。バーダックが惑星ベジータに帰還するシーンに移ります。

帰還理由はフリーザの命令。サイヤ人一同が惑星ベジータに集結します。

集められたことに良からぬ予感を感じたバーダック。他のサイヤ人に聞きこむと超サイヤ人についてフリーザ軍が聞き回っているとの情報を手にします。

「こいつはやっぱり何か裏がありそうだ。」

フリーザはサイヤ人を恐れ、じゃまに思っている。もしかすると消されるかもしれない。そう思ったバーダックは妻・ギネと共に、生まれたばかりの息子・カカロット(悟空)を地球に送り出すことを決めます。

息子・カカロットの心配をするバーダックに対して「男が子供の心配をするなんてサイヤ人らしくないよ。」と問うギネ。

それに対して「いつも戦いの中にいて、気まぐれで何かを救いたくなったのかもな、特に下級戦士として判定された、我が子を。」と応えるバーダック。

息子思いのパラガスやバーダックをはじめとして、サイヤ人からは戦闘民族といえ、そこまで粗暴な印象は受けませんでした。

「時間がないかもしれないんだ。俺には死の予感がするんだ。」結局バーダックのこの予感は的中します。

せっかく集まっていただいたんですよ、星ごと消えていただく絶好の機会じゃないですか。

フリーザの手でサイヤ人は惑星ベジータごと消されてしまいます。尺の都合上、フリーザ様の名台詞

「ザーボンさんドドリアさん!ホラ、見てご覧なさい、綺麗な花火ですよ!」は聞けず。星を消し去り「スッキリしました!」と一言にとどまりました。

ここまでで過去のシーンはおしまい。

あ、ちなみに惑星ベジータが破壊された裏で、悟空の兄・ラディッツや(まだ髪の生えている)ナッパの姿が見られます。チラッと姿を見せるギニュー特戦隊の姿も探してみてくださいね!

ーーーーここから先は明日追記しますーーーー