この前はじめて万年筆を買ったんです。選んだのは透明軸のモデル。
ゲームボーイのスケルトンモデルから歯車の見える腕時計まで、
昔から中身が見えるモノには目がないんですよね。
という個人的な話はさておき、透明軸の万年筆、最近じわじわと人気が出てるみたい。
お気に入りのカラーインクを中に入れて楽しめるのがポイントらしい。
カスタマイズで自分仕様にできちゃう魅力、すごく分かる~
自分が選ぶにあたっていろいろ調べたので、
- 透明な万年筆
- 一緒に使うカラーインク
を本記事でまとめておきます。
透明万年筆はインクと万年筆のメーカーを合わせるべし
万年筆と中に入れるインクは同じメーカーのものを使いましょう。別メーカーのインクを使うと最悪つまって書けなくなる心配があります。
そこでここからは、メーカーごとに、展開しているインクカラーと対応する万年筆を順にご紹介していきます。
パイロット 透明軸万年筆&インク
一連のカラーインクブームの火付け役のパイロット。多彩なインクを展開しています。
インク:色彩雫(いろしずく)
パイロットのインクは、24色と圧倒的なバリエーション。アサガオやモミジなど色合いの表現がおしゃれ。
▼少量ボトルでたくさん色を試せるのもいいですね。色は自由に選べます
万年筆:カクノ
スケルトン万年筆ブームの火付けとなったモデルで200万本も売れた。装飾がシンプルで中のインクが目立ちそう。
友人がこれを使っているのを見て、透明万年筆が欲しくなりました!
万年筆:プレラ 色彩逢い
パイロットの色彩逢い(iro-ai)はボディの一部に色がついていて、中のインクとの組み合わせが楽しめる。
オレンジ・ライトグリーン・ブラック・レッド・ピンク・ライトブルー・ブルーと色も豊富。
デザインに富んだ文字が書けるペン先「カリグラフィー」も用意されています。
万年筆:カスタムヘリテイジ92
贈り物で透明なモデルですが 金軸ニブは14K、10号。
セーラー 透明軸万年筆&インク
インク:STORiA ストーリア セーラー
顔料インク。8色展開。
- レッド(Fire)
- ピンク(Dancer)
- ブルー(Night)
- パープル(Magic)
- グリーン(Balloon)
- イエローグリーン(Clown)
- イエロー(Spotlight)
- ライトブラウン(Lion)
▼こちらも色は自由に選べます
万年筆:プロカラー500 透明感
スタンダードデザインの万年筆。ただし、セーラーの万年筆は毎日使わないと筆先が乾いてしまいがち。わたしは自信がないのでやめておきました。
万年筆:プロフィットジュニア
学生向けのセーラー万年筆。上記のプロカラーに比べて一回り小さいです。
万年筆:プロフェッショナルギア銀 KOP デモンストレーター
プロフェッショナルギアの最高級モデル。21金 超大型ロジウムプレート。
LAMY 透明軸万年筆&インク
インク:カートリッジインク
LAMYのカラーインクは7色展開。
- レッド
- バイオレット
- グリーン
- ターコイズブルー
- ブルー
- ブルーブラック
- ブラック
ラミー LAMY カートリッジインク 5本入り (7色) LT10
万年筆:サファリ
わたしが選んだのはこちら。選んだ決め手はクリップのデザイン。大きくてかっこいい!
ちなみにLAMYの万年筆はペン先が太めなので「極細(EF)」を選ぶのがおすすめです。
実売価格2000円程度とお手ごろなのもいいです。
プラチナ万年筆 透明軸万年筆&インク
インク:クラシックインク
万年筆:プレピー
実売300円程度と安価なのが売り。とにかく安いものがほしいという方向けでしょうか。
万年筆:センチュリー 忍野
PLATINUM プラチナ 万年筆 #3776 センチュリー 忍野 細字
大型14 金ペン(14-26)にロジウムメッキ。#3776シリーズからは西 SAI、センチュリー ニース ピュールなど他にもモデルが出ていますね。
ペリカン 透明軸万年筆&インク
インク:イーゲルシュタイン
- ブラック(オニキス)
- ブルーブラック(タンザナイト)
- ブルー(サファイア)
- パープルブルー(トパーズ)
- ジェード(ライトグリーン)
- グリーン(アヴェンチュリン)
- オレンジ(マンダリン)
- レッド(ルビー)
8色展開。ブルー系が充実していますね。ちなみにカッコの中のインクカラーが正式名称。宝石をテーマに名づけられています。
万年筆:スーベレーン M805 デモンストレーター
ペン先は18金。M205
その他 透明軸万年筆
万年筆:Kaweco(カヴェコ)クラシック スポーツ
金色の軸とクリップが目立つ万年筆。
スケルトン万年筆は本体についたインクの色が目立つ
スケルトン万年筆は本体についたインクの色が目立ちやすいこと。もちろん普通の万年筆でもインクの色はつきますが、スケルトン万年筆は透明な分、より目立ちます。
ただ、本体についた色が混じると残念な色になってしまいます。1本に色々なカラーを詰め替えて使うのは難しいでしょう。基本的にスケルトン万年筆は「インクの色ごとに専用の1本を用意するもの」と思ったほうがいいです。
オリジナルのインクを配合できる蔵前の「カキモリ」
東京の蔵前にお店を構える文具屋”カキモリ”はインクスタンドも経営しています。おインクスタンドでは、オリジナルのインクを調合することができます。
インクを混ぜ合わせて好みの色合いをつくるのはすごく楽しい。
ただし前述の通り、各万年筆メーカーではカキモリのインクを公式サポートしていません。自己責任でカキモリのインクを使うようしてください。