高田馬場に用があった時にたまたま目に入った「自家焙煎コーヒー、100円」の文字。
なかなかこの値段で自家焙煎コーヒーを出すお店は目にかかりません。
ということで気になって足を踏み入れたR.O.STARというカフェ。
内装は北欧風のオシャレな雰囲気。
写真では伝わりづらいですが、普通のカフェより人と人の間隔が1.5倍近いイメージです。
なのでゆったりした空間でコーヒーを飲みたい人には向かないカフェですね。
一方、WiFiや電源はかなり数があるので、値段を抑えつつPCで作業がしたい人にはおすすめです。
レビュー
ざっくり紹介
まず自家焙煎のコーヒー。100円なので過度な期待は禁物ですが、マックやコンビニのマチカフェのコーヒーよりもおいしかったですよ!
また、一緒に頼んだサンドイッチがおいしかったです。ドトールのミラノサンドに近いのかな?種類が10種類近くあって色々楽しめますね!
設備
WiFi:あり(レシート裏にパスワードあり)
電源:多数
飲食店としてのビジネス戦略がすごい
そんな、R.O.STARですが、混み具合や回転率から見るとさぞかし儲かっていそうです。
そこでよくよく見てみると、他のコーヒーチェーンにはない工夫ポイントがいたる所に。気になったポイントをまとめておきます。
低価格カフェと思えないオシャレ感の演出
ドトールやベローチェを見れば分かるように、安めのコーヒーチェーンは決してオシャレ感を売りにしていません。(あ、個人的には好きですよ!)
ただ、このR.O.STAR はなかなかオシャレ。北欧風の内装はもちろんのこと、自家焙煎コーヒー、パンも自家製とメニューにもこだわりが感じられます。さらには水素水のタンクまでおいてありました。
手頃な値段とお洒落感で早稲田生の憩いの場になっていそうですね!
徹底的なコストカット
休日の昼下がり、一番込む時間帯なのにレジとキッチン1人ずつ、スタッフ2人で回していました。大手コーヒーチェーンでは考えられないことです。このオペレーションを可能にするための仕組みが随所に見られました。
WiFiパスワードはレシートに
商品を購入しないとパスワードがわからずWiFiにつなげません。商品を買わずにWiFiだけ使いにくる人をシャットアウト。
シロップやコーヒーフレッシュは別料金
LCCさながら。オプション料金で客単価を上げるとは驚きです。
お客さんにゴミ分別を促す仕掛け
カップを重ねないと捨てられないようになっています。ゴミ箱に捨てたカップがかさばってすぐに一杯になる心配がないため、ゴミ袋交換が少なくてすみますね!
オーダーの用意はリモコンでお知らせ
オーダーが用意できたら、お客さんに取りに来てもらう。フードコートでしか見たことがなかったので驚きました。お店からしたらお客さんを探しに行く手間が省けるので効率的ですよね。
回転率を高める工夫
長居はちょっとキビしいくらいの客席のぎっちり感
長居するお客さんに声をかける手間が省けているはずです。
けれどおしゃれ感は損なっていないのもポイントです。
また、イスの下が荷物置きになっています。イスが荷物おきに使われて席が無駄になることを回避しています。
ぎっちりとお客様を詰め込むことで席数が増えるため、売上増加にもつながっているでしょう。
テイクアウト用の袋がセルフサービス
飲み食いが終わる前にも店を出れるよう、テイクアウト用の袋がセルフサービスになっています。
まとめ
低価格路線にかかわらず、自家焙煎やオシャレ感を売りにするR.O.STAR
面白いカフェなので近くを訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。