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【予算2万円から】失敗しない!おすすめトールボーイスピーカーの選び方

こんなスピーカー見たことないですか?

出展:自由研究社

テレビの横に置くタイプのカッコいいスピーカー。名前は「トールボーイスピーカー」

背が高いことからこう呼ばれています。

高級そうに見えるトールボーイスピーカーですが、実は予算2万円で揃えることができます。

ただ、今回はその選び方をご紹介します。「自身の失敗を踏まえつつ」まとめているので参考にしていただければと!

トールボーイスピーカーの良いところ

「そもそもトールボーイスピーカーのメリットって?」という人に向けて、愛用者から3つの魅力をお伝えします。

トールボーイスピーカーの良さが分かっている人は読み飛ばしてください。

スピーカーの種類は大きく2つ。トールボーイスピーカーとブックシェルフスピーカーがあります。なのでこの2つで比較していきますね~

▼ブックシェルフスピーカー

トールボーイスピーカーは「低音に強く、音に迫力と厚みが出る」

低音が強いと映画や音楽の迫力や臨場感がグッと増します。

MEMO
響かせる箱が大きいほど低音に強くなります。なので小さいブックシェルフ型より大きなトールボーイ型の方が低音に有利なんですね

いいスピーカーの定義は人それぞれですが、アクション映画やバンドミュージックなど低音が重要な音源を聞くのであれば間違いなくトールボーイ型がおすすめです。

テレビ内蔵型のスピーカーから切り替えると雲泥の差が感じられますよ!

かっこよくてインテリアとしても魅力的

ブックシェルフ型との一番の違いがここだと思っています。だって、カッコよくないですか?テレビ脇に置くと一体化してきれいに収まりGoodです。

実はトータルで予算2万円以内で揃えられる

高級そうなイメージのあるトールボーイスピーカーですが、実は2万円以内で一式そろえられます。

トールボーイスピーカーのデメリット

正直これといって見当たりません。あえて言えば「大きさ」でしょうか。まぁそれが魅力でもあるので、これを言ってしまうと元も子もないんですが…

トールボーイスピーカーを買うときの注意点

MEMO
予算が2万の場合には選択肢が限られます。その場合の一選び方については一番下にまとめているので読み飛ばしてもらって平気です。予算が3万円以上!という方はしっかり読んでみてください。

スピーカーだけでなく、アンプも買うこと

スピーカーが音を出すためには「アンプ」が必要なんです。アンプとは増幅装置のこと。

実はこれはわたし自身が失敗したコト。意気揚々とスピーカーを開封したもののつなげず悲しい思いをした過去があります…

小さなスピーカーの場合にはアンプが直接スピーカー組み込まれているから気づかないんですね。中には内臓のものもありますが、本格的なスピーカーになると基本はアンプは別モノになっています。

トールボーイスピーカーに限らず、スピーカーを買うときにはアンプを別途購入する必要があるかチェックしましょう

CDプレーヤーやレコードプレーヤーが、CDやレコードから読み取る音楽の信号は非常に小さいため、そのままではスピーカーから大きな音を出すほどの力がありません。そこでアンプによって信号を増幅してスピーカーへと送り、スピーカーを鳴らす仕事をしています。

超初心者のためのシリーズ接続図_amp_1.jpg

出展:DENON

MEMO
上の例ではプレイヤー⇔アンプ⇔スピーカーとなっていますが、テレビとスピーカーを接続する場合はテレビ⇔アンプ⇔スピーカーとなります。

1本の値段か2本ペアの値段か間違えない

トールボーイスピーカーは基本的に2本ペアで使うもの。しかし、商品の中には1本で販売されているものが混じっています。予算の倍近く金額がかかってしまった…ということ避けるためにも、本数と値段をよく確認しましょう

MEMO
「単品」と書いてあれば一本のみバラ売りの商品ということです

おすすめトールボーイスピーカー&アンプ

2万円以内で2本ペアがそろうトールボーイスピーカーは2017年現在以下の3種類しかありません。

どれも口コミ評価が高く、アンプで高音と低音のバランスも変更できるのでデザインの好みで選んでOKです。

ちなみに、視聴してから買いたいという方は、展示品があるか事前にお店に確認したほうがいいです。

SONY SS-CS3

わたしはこちらの一つ前の機種「SS-F6000」を使っています。紹介する中では一番の売れ筋。他のスピーカーより一回り大きく低音のパワーが一番出ます。

注意
こちらは単品売り出しなので2個購入するようにしてください

質感はプレイステーション4と似ているらしいよ

ヤマハ NS-F210

こげ茶色、黒の二色展開。すっきりとしてまとまった音が特徴。

注意
こちらは単品売り出しなので2個購入するようにしてください

パイオニア S-LM2-LR

高級感のあるラウンドフォルムがいいですね。ブラウンの1色のみの展開です。

おすすめアンプ「LP-2024A + Tripath TA2024

上の3つのスピーカーはどれもアンプを内蔵おらず、別途アンプを購入する必要があります。ネットで調べるとデジタルアンプ、プリメインアンプ、AVアンプ、パワーアンプ…山ほど種類が出てきて途方にくれます。

ただ、安心してください。とりあえずこのアンプを買っておけば間違いないです。

こちらのデジタルアンプは「低価格でもバツグンのコスパをほこる」としてオーディオマニアの間では話題な名機。人気がありすぎて一つ前の機種ではNFJストア別注モデルといって製品に独自チューニングをして売り出す業者がいたほど。

さらに、低音、高音のバランスを変更する音質調整とトーンダイレクト機能がついているのがポイント。映画を見るときには低音を強めにするとかなり迫力が変わってきますよ!

6畳間でも平気?

ぜんぜん問題ないですよ。わたしの部屋も6畳ほど。ドンキの4Kテレビのサイドに設置しています。横幅が3mもあれば余裕で入るでしょう。

参考までに…40インチだとテレビ台の幅は約90cm。横にSONYのスピーカー(幅:23cm)を置いても1.5mくらいに収まります。一人暮らしでいちばん幅を取る家具はおそらくベッド。シングルベッドの幅が1mなのでテレビ+スピーカーとあわせても2.5m幅があれば収まる計算です。

どちらかというと気になるのはテレビのサイズ。トールボーイスピーカーはテレビの両サイドに置くのが基本ですが、あまりにテレビが小さいと様になりません。40インチくらいあるとピタッとかっこよく決まります。

MEMO
注意するとしたら、窓の位置よってはベランダに出づらくなることくらいでしょうか?

組み合わせればサラウンドシステムも

ちなみにサラウンドにも対応しています。いわゆる5.1chとか7.1chとかよばれる環境のことですね。余裕のある人はご検討ください。
▼SONYで揃える場合

▼YAMAHAでそろえる場合

▼パイオニアでそろえる場合

まとめ

かなりローコストで揃えたトールボーイスピーカーですが十分イイ音が鳴らせました。ぶっちゃけピュアオーディオマニアでない限りこれで十分ですよ!そんなわけで、音質/カッコよさ/値段の3拍子がそろったトールボーイスピーカー、おすすめです。