「面倒な家電の操作を少しでも楽にしたい!」わたしは常々そう思っていました。
そんな中、昨年発売されたAmazonEchoやGoogleHome。
これらのスマートスピーカーについて調べると、ほぼ全ての家電を音声操作することができそう。
そこでいよいよ本腰を入れて家電の音声操作を開始!
家電とスマートスピーカーの連携っていろいろややこしいので、連携にあたって必要なモノのリストをまとめておきます。
スマートスピーカーと家電連携でできること
そもそも今スマートスピーカーでできることについて調べてみました。
テレビ/オーディオの音声操作
- 音声操作でテレビの電源をON/OFF
- 音声操作でテレビの入力/チャンネルを切り替え
- 音声操作で音楽や動画を再生
- スピーカーの電源をON/OFF
つまり、リモコンを手に取ることなく好きな番組を見て音楽を再生することができるのです。
照明、空調の音声操作
- 間接照明の電源
- 音声操作でメイン照明の電源
- 音声操作でエアコンの電源をON/OFF
部屋の明かりや空調の操作も音声だけで全てまかなえます。
音声でカーテンの自動開閉
時間/曜日に応じてカーテンを自動開閉するだけならMornin’をレールに取り付けるだけでOK。私も使っていますがすごく快適ですよ!
他にもこんなことができるようですがそこまで必要性を感じないので今回はパスしました。
音声操作でお風呂を自動で沸かす
これを家電のボタンの上に取り付け、スマートリモコン(後述します)と組み合わせることで実現できるようです。
音声だけでAmazonの注文を済ませる
AmazonEhoを使えば可能ですね。
GPSと連動して家の近くについたら家のドアを自動解除
ドアの内側に取り付けるこのアイテムで、スマホが鍵代わりになります。
音声操作でPCを自動で立ち上げ
おそらくこちらはプログラミングが必要です。
次に、家電の音声操作(スマートホーム化)に必要なモノをケース別にまとめていきます。
スマートスピーカーは絶対に必要
音声操作のためにはスマートスピーカーが必須です。下記の理由からわたしは「GoogleHome」を買うことに決めました。
- AmazonEchoは口コミの評判が悪い
- AmazonEchoは操作でたくさん話さないといけない
- GoogleHomeは家電連携がやりやすい
- Googleの方が今後も音声認識は強そう(後日まとめます)
スマートスピーカーだけで音声操作が可能なケース
- スマート家電の操作
- Chromecast(FireTV)経由でテレビの操作
これらを行うにあたっては、スマートスピーカー以外に必要なモノはありません。
スマートスピーカー以外に中継機器が必要なケース
逆にいうと、上記以外はスマートスピーカーと家電を中継するデバイスを間に挟む必要あります。中継機器はスマートリモコン、スマートコンセント、スマートスイッチの3種類。
基本的にはスマートコンセントを使うことをオススメします。
スマートスピーカー以外に中継機器が必要な理由
スマートスピーカーはWiFi経由での操作しかできません。一方、普通の家電は赤外線での操作しか受け付けていません。
したがって、スマートスピーカーから直接操作することはできないのです。
中継機器① スマートリモコン(スマートハブ)を使う
そこで登場するのがスマートリモコン(あるいはスマートハブ)と呼ばれるシロモノ。
スマートリモコンはスマートスピーカーからの信号を赤外線信号に変換します。
スマートリモコンは複数の家電の信号を登録可能。つまり、エアコン、照明、ブルーレイディスクなどいろいろな家電を操作する場合にもスマートリモコンは1台あればOK。
また、登録内容に拡張性が高いこともメリットです。(後述のスマートスイッチ、スマートコンセントの方法では電源のON/OFFしかできません)
わたしが買ったのはスマートリモコンの中でも本命とされる「NatureRemo」
中継機器② スマートスイッチ(物理的にボタンを押す)
スマートスイッチとは、スマートスピーカーから遠隔操作できるスイッチ押すためのデバイス(正式な呼び名ではないかもしれません)。
この方法なら赤外線操作に対応していない家電でも音声で操作が可能。
たとえば、お風呂の給湯スイッチを押す、エスプレッソマシーンでコーヒーを淹れるといったことはスマートスイッチじゃないとできないですね。
ただ、スイッチの数だけスマートスイッチが必要なのでコストは高くなります。
中継機器③ スマートコンセント(無理やり電気を遮断して消す)
スマートコンセントはコンセントに取り付けるデバイスです。
コンセント→ケーブルと接続していたところをコンセント→スマートコンセント→ケーブルと接続します。
スマートスピーカーからの操作を受付するとスマートコンセントからプラグへの電源供給を停止/開始することができます。
この方法ならスマートスイッチでは押せない形状のスイッチであっても電源のON/OFFが可能。ただ、やっていることはコンセントからプラグを引き抜くのと同じ。
現状スマートスピーカーでの操作ができないもの
上記のいずれの方法でも操作できない家電は、スマートスピーカーから操作することができません。
- タッチパネル式の家電ボタン
- 給湯線の蛇口をひねる
- 硬すぎる物理ボタン
こういったものを音声操作する手段は今のところないと考えたほうがよさそうです。
スマートスピーカーはハードルが難しそうという人向けの方法
スイッチ操作しかできない家電をリモコンでON/OFFできるようにするのはかなり簡単。
音声操作とまではいかなくとも、スイッチのところまで足を運ぶ必要がなくなるのでだいぶ便利になりますよ!
特に毎日使う照明がリモコン操作できるようなるとメリットが大きいです。
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