「ハッカー」と聞いてみなさんはどんなイメージを持ちますか?
映画では悪い組織のシステムに侵入して大活躍する天才ハッカー
現実ではシステムの脆弱性をみつけて、企業をウイルスなどの脅威から守るホワイトハッカー
私の中のイメージはこんな感じ。かっこいいですよね。
辞書的には、ハッカーとはコンピュータなどのシステムに精通した人のことをいいます。
主にコンピュータや電気回路一般について常人より深い技術的知識を持ち、その知識を利用して技術的な課題をクリアする人々のこと。
出展:wikipedia
具体的に何をしているのかは不明。けど、そこがまた興味を書き立てる。
そもそも響きがすごくかっこいー。
会いたい。ハッカーに会いたい!!
そんなハッカーに会えるバーが六本木にあるって知っています?
「その名もハッカーズバー」
ハッカーだけではなく、IT業界方々の社交場になっているとの話も…
どんな場所なんだ!?と気になったので行ってきました。
参考 トップページHackers Bar「ハッカーズバー」店内に潜入
ハッカーズバーは六本木駅の程近く、雑居ビルの中にあります。
「ハッカーズバー」店内の雰囲気
店内は落ち着いた雰囲気でカウンター席が楕円状に並ぶ。席数は20座席ないくらい。
奥側にはスクリーンがあって、プログラミングの様子が映し出されている。
どんなハッカーがいるの?
そしてハッカーのみなさん。シュッとしている。クールで知的な雰囲気。うん、イメージ通り。笑
ちなみにハッカーの方々の話を聞いていたところ、常にハッキングをしているわけではない模様。どちらかというと生き方としてはフリーランスやノマドワーカーに近いような気がしました。
「ハッカーズバー」の来客層は?
お店の人いわく、そもそもプログラミングなんて知らない!っていう人も半分くらいいるらしい。行く前は部外者お断り、といった雰囲気だったらどうしよう…と不安でしたが、まったく問題ありませんでした。その他の来客層はこんな感じ。
- 六本木周辺のIT企業の技術者
- フリーランスプログラマ
- 情報系大学の学生
- IT業界への就職目指してプログラミングの就職訓練中の人
ライブプログラミングで動くサービスを作ってもらえる!
ハッカーズバーでは客からのリクエストをもとにハッカーがその場でコーディングをしてくれます。
こちらから「りんな」をLINEの友達追加できます。
「ハッカーズバー」ではプログラミングやサービスの相談にも乗ってもらえる!
プログラミング独学での挫折
実は来店した本当の目的はここにあったり。
わたしはこれまでアプリやウェブサービスづくりに2回挫折しています。
- 大学時代(就活明け)
- 社会人になってすぐ
独学でやろうとするも、分からないところで詰まったときの相談先がない。
そうして気づけばいつも離れてしまっていた。
そして今、3度目の正直…ということで、また手を出しているところなんです。
これまでの2度の失敗で独学はもう無理だと思い、その道のプロ(=ハッカー)に方々の相談に乗ってもらえないか?と思い足を運んだわけです。
ハッカーさんに質問した内容
質問①「こんな機能をつくりたい/こういう要素技術が必要だと思うんだけれどいい方法ない?」
有名なフレームワークやソフトを紹介してもらえました。 こういうお店で働いているからこそ良いも情報たくさん集まってくるのでしょう。
質問②「コードを書いてみたけどうまく動かない。原因と解決策のヒントを教えてほしい」
誤っている箇所と直し方の方針を教えてもらえました。
ハッカーさんに質問するときのアドバイス
ハッカーの方はバーテンも兼ねていて、手が空いているときにしか質問に乗ってもらうのは難しいです。ちなみに、数回訪れた経験からすると繁盛していてなかなか忙しそうでした。
なので質問をしにいくのであれば、比較的空いているときにお店に足を運ぶといいでしょう。曜日では火曜、時間帯でいうと早い時間帯か23時以降が空いているので、ねらい目ですよ!
「ハッカーズバー」名物カクテル
お店のメニューには、プログラミングをしている人には馴染み深い名前のカクテルが並んでいます。遊び心があっていいですね!
ブルースクリーン
突如現れるこんな青いエラー画面。このことをブルースクリーンといいます。
スパゲッティ
スパゲッティの見た目って麺が絡まってますよね。転じて、下手な人が書いたぐちゃぐちゃに絡まったヘタクソなコードのことをスパゲッティコードといいます。
カーネルパニック
慌てふためくカーネルおじさんのことではありません。パソコンのコアとなるOS機能のエラーのことです。
出展:salmomoのさるもも
その他 オリジナルカクテル
この他にもいろいろメニューはあります。中でも印象に残っているのがデスマーチ。直訳すると「しのマーチ」。プログラミング業界では、お客さんに対する納品日は絶対的なものです。その締切りが迫ってくることをデスマーチと暗喩するんです。
「ハッカーズバー」アクセス
ハッカーズバーはスターバックスの奥の雑居ビルにあります。正面にいる同じビルに入っている客引きのお姉さまが目印です。