「クラウドファンディングで2億円以上集めたプロジェクター」たまたま見かけた驚きのニュース。
クラウドファンディングでプロジェクター!?と思いちょっと調べてみると、PIQO、GOSHO、KERUO等ざっと10以上。たくさん登場しているんですね。
これがコンパクトで高機能。その上めっちゃ安い…
ちょっとした後悔を感じつつ、気になったので色々調べてみました。
結論から言って
- 持ち運び用の小型プロジェクターを探している「ガジェットに詳しい人」⇒検討の価値ありかも
- それ以外の普通の人⇒あまりオススメできません
といった感じでした。
PIQOなどがあまりオススメできない理由
- フルHD画質対応
- WiFi対応
- ミラーリング機能あり
- Andoroid OS内蔵
- コンパクトサイズ
良さそうな機能がずらっと並び、その上大手メーカーが販売するプロジェクターに比べるとコスパがいいです。ただ、これらの機能が怪しいんですよね。
特に問題だと思ったのが投影サイズと画質の2点。
例えばこちらのページ。商品紹介では4K対応のように書かれていますが画面下の詳細には実質解像度「WXGA」としてスペック上の画質より実際の画質が悪くなることが示されています。
○インチまで投影可能という表記も「本来ある規格に則った表記になっていないのではないか」と疑ってしまいます。プロジェクターはスクリーンとの間を離した分だけ大きく投影できますからね。
購入するなら発売後がおすすめ
そういう理由で、クラウドファンディングで購入はデメリットが多いと感じます。
クラウドファンディングに成功した製品はネット販売されているものも多いので、実際に発売されてレビューが集まってからが良いです。
- Android OS対応
- コンパクト
この辺りをメリットと感じるなら検討してみてもよいかもしれません。ただし、大手メーカーのものと比べると、UXの悪さやサポート窓口の薄さは拭えないのでガジェットに強くない人は避けた方が無難です。
おすすめクラウドファンディング プロジェクター
最後に、色々調べるうちにメジャーどころプロジェクターが分かってきたので紹介しておきます。
JCOCO D8S
驚いたのは3500ルーメンという明るさ。これが本当ならそれだけで購入の価値ありかと思います。
LGエレクトロニクスで最高峰のHF85JGでさえ1500ルーメンなので何と倍以上の明るさ。ちなみにLGエレクトロニクスは家庭用プロジェクターの最大手です。
4K&3D投影にも対応していて、スペックを見るかぎり一番高性能でした。
PIQO (ピコ)
コンパクトなサイズ感ならPIQO。5.7cmの手のひらサイズでポケットに入るサイズ感です。
最大240インチ、つまり、5.3m×3.0mほどのサイズで投影出来ます。普通の部屋だと天井までの高さ2.5mくらいなので全然入り切らないです。
既にいくつか商品が発売されているので覗いてみると面白いかもしれません。
まとめ
- クラウドファンディングで紹介されるプロジェクターのスペックは眉唾もの
- ガジェットに詳しくない人は購入見送りした方が良い
- メジャーな製品は「JCOCO D8S」と「PIQO (ピコ)」