リスニング解説 BeatlesのLove is all you need

出展:Wikipedia

Love is all you need この曲も有名。

サビは簡単ですね。
ひたすら
All you need is love.
を繰り返す。

訳:あなたが必要とするすべてものは、愛だ

さて、リスニングのポイントはサビ以外です。

There’s nothing you can do that can’t be done.
Nothing you can sing that can’t be sung.
といった形で同じ構文が続いています。
一番目以降はThere’s が省略されていますね。

さて、1つの文にnothing にnotと否定語が2つ登場しているから、この文は二重否定ですね。

個人的には聞いていると「肯定的な歌詞なのか否定的な歌詞なのか」正直混乱しました。ただ、調べてみるとそもそも解釈が2通りあるらしいんですね!

2通りの解釈

There’s nothing you can do that can’t be done.
を例にとって考えてみましょう。

ネガティブな解釈

まず否定派的な解釈。
「できないことは誰にもできない」と捉える意見ですThere’s nothing (you can do)(that can’t be done)
後ろの()二つをそれぞれnothingを先行詞とする関係代名詞としてとらえます。すると「あなたにできて、(他の誰かに)できないnothing」といった二重限定の形で説明されることになります。できること、できないことは人に依らないのだから「できないことは誰にもできない」という訳になるのです。

ポジティブな解釈

二つ目は、「できないことはない、できる」と肯定的に捉える派。
There’s nothing 【you can do】(that can’t be done)
これはthat以降のみを関係代名詞ととらえ、【】内を独立した文とみなす考え方。
ひとまず【】を省略して考えます。
There’s nothing that can’t be done となり「できないことはない」。肯定的な意味になりました。
【】内は独立した部分なので後ろに回します。
There’s nothing that can’t be done. You can do.
できないことはない。君ならできるさ!
といった感じですね。

どちら解釈が正しいの?

日本版のシングルがリリースされたときには、否定的な解釈がなされていました。

ただ、ビートルズ研究所の本多康宏さんはテレビで「何でもできる。そのために必要なのは愛だ。君に足りないのは愛だ。そう言っている、という解釈が正しいと」と語っています。なんでも、英米の人たちに当時日本で広まっていた否定的な解釈を話したら笑われたんだとか。

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