ボディビルに全てをかけた男として、語り継がれる伝説の人。
筋トレをかじった人ならいずれはたどり着く人物でもあります。
彼には、
- 東大や医科歯科大の医学部に合格するもボディビルのために中退
- ストイックな食事(玉子の白身を20個分飲み干す、生の鶏ササミと野菜、ポン酢をミキサーにかけて食す)
- 1年間で40kgの増量に成功。その際には消化剤を摂取していた
- すさまじい減量の結果、命を落とす
など様々な逸話があります。
そのストイックさと人生哲学には、たくさん語りたいところがあるのですが、それは別の機会にして。
今回の記事では、彼がご褒美メニューとして愛用していた「マッスルシェイク」を作って飲んでみたいと思います。
マッスルシェイクをつくってみた
材料は
- ササミ
- バニラエッセンス
- 人工甘味料
- 水
おーシンプル。作りかたは、上記の材料をミキサーにかけるだけ。これまたシンプル。
生食用のささみは中々見つからなかったのですが、松風地鶏にて注文。
(おそらく北村氏はその辺のスーパーで買ったものを使っていたと思われます。ただ、食あたりを起こしたらシャレにならないので、新鮮なささみをしっかり調べました)
まさかの調理失敗
北村氏は凍らせたささみを使っていましたが、冷凍庫に空きがないので、まずは生のささみで試してみることに。
材料をミキサーにぶち込み、
ミキサーのスイッチオン!
無事に粉砕されて完成…と思いきや、初めてしました。
生のささみをミキサーにかけると、ミキサーの中でささみが踊りブルンブルンするんですね。全然、砕かれない。ささみを無駄にしてしまいました…
ということで一つ教訓。
マッスルシェイクを作るときには、しっかりささみを冷凍することが大切。
再挑戦
さて、気を取り直して、ラップにくるんで、ささみを冷凍。
取り出したのがこちら。ささみ一本がここまでフィーチャーされることは中々ないんじゃないでしょうか笑
今度はうまくミキサーにかけられました。
いざ実食
完成したのがこちら。
うっすらピンク色なのは、もちろん鶏肉の色。いざ作ってみたものの…飲む勇気が…
イチゴ・シェイクに見えないこともない?いや、これはいちごシェイクだ!そう自分に言い聞かせて意を決して飲むことに。
一口飲んで、気になる味は….悪くない。
人工甘味料の甘みに、バニラエッセンスがほのかに香るシンプルなフローズンシェイク。あまり、ささみの味は感じない。
意外とアリかも、というのが第一印象でした。
ただ、ここからもう一波乱。まぁまぁいける味じゃん。と思ったので、少し目を離して残りを飲んでみたら…後味がとにかく生臭い!!!!思わず、吐きそうになりました。
結論:マッスルシェイクは、ちょっとでも温度が上がるとダメ。喉ごしを味わうようにゴクゴク飲むのがいいと思います。
まとめ
今回、マッスルシェイクに挑戦してみて分かったこと。飲めなくはないけれど、もう挑戦したいとは思いません。日常的に飲んでいた北村氏はやっぱり凄い(ヤバい)…
そしてもう一つ。
たんぱく質をサッとおいしく摂取できるプロテイン、実はすごく有難いものなんですよね。
北村氏が活躍していた頃より、プロテインはずいぶん美味しくなりました。ぜひ氏にも飲んでいただきたかった。
最後に、彼が医科歯科大の医学部を中退したときに残したとされる言葉を紹介して終わりたいと思います。
世のために、エンターテイナーとして生きることを選んだ北村氏に敬意を表して、この記事を終わりたいと思います。